2014年6月10日火曜日

明日6月11日(水)は文楽観賞会です

明日は日本橋にある文楽劇場で午後から文楽鑑賞会です。


演目は、以下のURLもご参照ください。http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/bunraku/2014/3219.html?lan=j


予定演目は「三十三間堂棟由来(さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい)」などです。




内容は、京都でも有名な寺院、三十三間堂建立に関連する、とても幻想的でロマンティックで悲しいお話。


主人公の平太郎は妻の「お柳(りゅう)」と子供「みどり丸」と暮らしています。


お柳は、なんと柳の木の精で、以前切り倒されそうになったときに、平太郎のおかげで助けられ結婚に至ります。


そして、平太郎は前世で「なぎの木」の精であり、前世でも柳の木であるお柳と夫婦でした。


そんな中、三十三間堂建立のための棟木として、お柳自身である柳の木が切られることになります。


その後はどうなるのか・・・。それは当日のお楽しみ。


ちなみに、別離の場面でかかる「木遣り音頭」は、文楽を代表する名曲だそうです。