明日は日本橋にある文楽劇場で午後から文楽鑑賞会です。
演目は、以下のURLもご参照ください。http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/bunraku/2014/3219.html?lan=j
予定演目は「三十三間堂棟由来(さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい)」などです。
内容は、京都でも有名な寺院、三十三間堂建立に関連する、とても幻想的でロマンティックで悲しいお話。
主人公の平太郎は妻の「お柳(りゅう)」と子供「みどり丸」と暮らしています。
お柳は、なんと柳の木の精で、以前切り倒されそうになったときに、平太郎のおかげで助けられ結婚に至ります。
そして、平太郎は前世で「なぎの木」の精であり、前世でも柳の木であるお柳と夫婦でした。
そんな中、三十三間堂建立のための棟木として、お柳自身である柳の木が切られることになります。
その後はどうなるのか・・・。それは当日のお楽しみ。
ちなみに、別離の場面でかかる「木遣り音頭」は、文楽を代表する名曲だそうです。